【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ
【08映画缶】
間もなく開演です!!
No.1027
【グリフターズ/詐欺師たち】(1990年作品)
今回はチラシとパンフレットです。
《解説》
大人の愛はだましあい
母、息子、その恋人――
3人の《グリフター=詐欺師》たちが運命の糸にもてあそばれ次第に愛憎の泥沼へとはまっていく姿を絶妙なテンポでスタイリッシュに描いた作品【グリフターズ/詐欺師たち】。一級の娯楽映画としてのスピード感を持ちながら人間の奥底にひそむ感情を鋭く暴いた心理劇である。
リリー、ロイ、マイラは、それぞれのやり方でロサンゼルスをテリトリーとする《グリフター》と呼ばれる詐欺師たちだ。ロイは家を飛び出して以来8年ぶりに母親リリーと会った日にせこい詐欺がバレてバーテンダーにパンチを見舞われ病院へかつぎこまれる。競馬のノミ行為の片棒を担ぐリリーはロイに付き添って病院へ行ったために賭けるはずのレースに遅れボスのボーボーに大損をかける…。ロイの恋人マイラはロイをコン・ゲームのパートナーに誘うが一匹狼を信条とするロイは誘いを断る。マイラはロイの態度がリリーのせいだと逆恨みしリリーがボーボーの目をかすめて大金を隠し持っていたことをボーボーに垂れ込む。リリーから全てを奪おうと狙うマイラ。ボーボーから逃げ出すリリー。リリーに裏切られたと憤るロイ。そして3人は自ら選んだ《グリフター》としての人生の坂道を転がり落ちてゆく――。
ロイ役のジョン・キューザックはドラマからコメディまで幅広くこなし【シュア・シング】【セイ・エニシング】など、ひとクセあるアメリカ映画で頭角をあらわした。ロイの母親リリーには父ジョン・ヒューストン監督作品【男と女の名誉】でアカデミー賞助演女優賞を受賞したベテラン女優アンジェリカ・ヒューストン。ロイの恋人マイラ役【ハリウッドにくちづけ】のアネット・ベニングは今最も期待される若手女優の一人である。スティーヴン・フリアーズ監督はロンドンを舞台にした3本の作品【マイ・ビューティフル・ランドレッド】【ブリック・アップ】【サミー&ロージィそれぞれの不倫】で現代イギリス社会が抱えるさまざまな問題を取り上げた。この【グリフターズ/詐欺師たち】においても善と悪の線引きの困難なアメリカを舞台に環境と人間関係が引き起こす心理状態の変化にスポットを当てている。また【タクシードライバー】のマーティン・スコセッシがプロデュースしている点でも話題を呼んだ。
俊英スティーヴン・フリアーズ監督が
《大人のあなた》に贈る衝撃の最新作!
――当時のチラシの解説より抜粋
《予告編》
≪THE GRIFTERS≫
監 督:スティーヴン・フリアーズ
制 作:マーティン・スコセッシ
ジェイムズ・ペインテン
製作総指揮:バーバラ・デ・フィーナ
脚 本:ドナルド・E・ウェストレイク
音 楽:エルマー・バーンスタイン
撮 影:オリバー・ステップルドン
編 集:マイク・オーズリー
出 演:アンジェリカ・ヒューストン
配 給:ユーロスペース
日本公開日:1991年9月14日
上映 時間:109分
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