【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ
【08映画缶】
間もなく開演です!!
No.830
【クライング・ゲーム】(1992年作品)
今回はチラシとパンフレットです。
《解説》
愛が、次の手を決める。
でも切り札は秘密。
ニューヨークで昨年末から公開され現在でも映画館が長蛇の列にまかれている映画――それが【クライング・ゲーム】だ。大宣伝をしたわけでもない、いわゆる大スターが出ているわけでもないのに映画館では殺到する観客が入りきれず次々に公開劇場が増え続けている。この作品の人気の秘密はいくつか考えられる。様々な賞を受賞した魅力的な出演者たち。ニール・ジョーダンの的確な演出と小説家でもある彼の洗練されたお洒落な会話。危険で甘美なラブサスペンスとしての側面と男の友情や人間としての在り方を描いた人間ドラマとしての側面を併せ持つ多彩なストーリー展開。そしてアーティスティックでありながら極上のエンターテインメントとして成立しているところもヒットの要因であろう。しかし最大の要素は《秘密》であろう。ストーリーに隠されたイヒyぉうをついた展開を評論家もマスコミ関係者も、つまりこの作品を観た全ての観客が誰にも話さなかったのである。情報が氾濫する現代――多くの人々が共通の《秘密》を共有するという簡単そうに見えて実は至難なことが、この作品を全米大ヒットに導いた要因といえるだろう。
監督・脚本を担当したのはスタイリッシュな映像美と音楽センスで映画ファンの間に確実な地位を築いている【モナリザ】のニール・ジョーダン。出演は本作での好演によりアカデミー主演男優賞にノミネートされた舞台俳優のスティーブン・レイ。その他【魅せられて4月】のミランダ・リチャードソン、【バード】のフォレスト・ウィテカーなど個性豊かな実力派が集められた。タイトルにもなっている【クライング・ゲーム】は'64年にデイブ・ベリーが歌ったヒット曲で今回はテーマ曲としてボーイ・ジョージがカバーしている。
全世界が騒然!《秘密》の映画、遂に日本上陸!
――当時のチラシの解説より抜粋
《予告編》
≪THE CRYING GAME≫
監 督:ニール・ジョーダン
制 作:スティーブン・ウーリー
製作総指揮:ニック・パウエル
脚 本:ニール・ジョーダン
音 楽:アン・ダドリー
撮 影:イアン・ウィルソン
出 演:スティーブン・レイ
配 給:日本ヘラルド映画
日本公開日:1993年6月19日
上映 時間:112分
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