【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ
【08映画缶】
間もなく開演です!!
No.814
【典子は、今】(1981年作品)
今回はチラシとパンフレットです。
《解説》
人間には手と足が二本ずつあるのだと
私がはじめて気がついたのは
五才のときでした――
処女監督作【名もなく貧しく美しく】以来、障害者問題をテーマに数々の秀作を発表してきた松山善三がサリドマイド障害をテーマに4年ぶりに自らメガホンをとった。
サリドマイド禍を克服して熊本市職員となった辻典子さんの半生を描くこの映画は
『映画を通して障害者のことを認識してもらえたら』
と言う決意のもと辻さん自身が出演。
市役所に勤務するまでは完全なドラマ仕立てだが広島へ独り旅をするシークエンスではドキュメンタリー風にカメラが追うという斬新な手法が採り入れられている。
母親春江役には【ひめゆりの塔】でデビューしてから現在まで活躍し続けているベテラン女優の渡辺美佐子をはじめ長田裕之、河原崎長一郎、伊豆肇、鈴木瑞穂らベテラン演技陣が脇を固める一方、異色タレント三上寛や【震える舌】の若松真裕子、熊本市立高校演劇部などが出演している。
21世紀へ向けてのビジョンを提言する目的で国際シンポジウムなどを行ってきた2001年日本委員会が企画【生きてん、母ちゃん】のキネマ東京が製作、シバタフィルム・プロモーションが製作協力、東宝が配給する感動の人間謳歌である。
予感がします。
今日、新しいことが始まりそうな――
――当時のパンフレットの解説より抜粋
≪典子は、今≫
監 督:松山善三
制 作:高橋松男
柴田輝二
脚 本:松山善三
音 楽:森岡賢一郎
撮 影:石原興
出 演:辻典子
配 給:東宝株式会社
日本公開日:1981年10月17日
上映 時間:117分
典子50歳いま、伝えたい―映画「典子は、今」あれから30年 (光文社知恵の森文庫)
- 作者:白井 のり子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2012/01/12
- メディア: 文庫
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