【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ
【08映画缶】
間もなく開演です!!
No.693
【イン&アウト】(1998年作品)
今回はパンフレットとチラシです。
《解説》
意識するほど、やばくなる。
結婚式3日前、あなたはホントはどっちなの?
ストレートかゲイか。インかアウトか?当たり前だった自分のアイデンテイティに、とつぜん街中が疑惑の目を向けたら…?【イン&アウト】は思いがけないゲイ疑惑に翻弄される主人公をめぐる街の騒動を意外性に満ちた面白さで描く'90年代の傑作カミングアウト・ムービー。
小さな街の人気牧師ハワードは彼の人生において申し分ない生活を送っていた。ところが愛する婚約者エミリーとの念願の結婚式を3日後に控えたある日、突然ふりかかった身に覚えのない大事件。教え子の映画スターがオスカー受賞スピーチの席で何を思ったのか『先生はゲイだ』と発言したのだ。必死で噂を打ち消そうと試みるハワードだが押し寄せたマスコミの過熱報道に彼はとつぜんゲイ能人に!?――そして全米中が注目する結婚式の日が訪れる。ホントはどっちなの?
忘れがたいおばかなヒット作【ワンダとダイヤと優しい奴ら】以来の最高のハマり役となったケビン・クラインのナイスな動き。大笑いした後に抱きしめたくなる【トイズ】のジョーン・キューザック。金髪に頭を染めブラピのような役作りで笑わせる【シングルス】のマット・ディロン。夜中まで思い出し笑いをひきずるような【イン&アウト】の面白さの要因は自らゲイであることをカミングアウトしている【アダムスファミリー2】などのポール・ラドニックの粋な脚本と彼が時折まぶす辛辣さを絶妙に笑いにブレンドする【おつむて・ん・て・んクリニック】のフランク・オズ監督の見事な演出。そして一流のコメディ俳優達による最高のアンサンブル・キャストによって実現した。
見せかけやレッテルにとらわれず自分をさらけだす勇気と他人との違いを受け入れる心の大切さを温かな笑いでくるんで描いてみせたこの映画は恋も結婚もカタチではないと信じたい全ての人に勇気と爽やかな幸福感を約束する。
――当時のチラシの解説より抜粋
《予告編》
≪IN&OUT≫
監 督:フランク・オズ
製 作:スコット・ルーディン
G・マック・ブラウン…他
製作総指揮:アダム・シュローダー
脚 本:ポール・ラドニック
音 楽:マーク・シャーマン
撮 影:ロブ・ハーン
出 演:ケビン・クライン
配 給:ギャガ・コミュニケーションズ
日本公開日:1998年12月19日
上映 時間:90分