【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ
【08映画缶】
間もなく開演です!!
No.541
【フィッシャー・キング】(1991年作品)
今回はパンフレットとチラシです。
《解説》
人気DJとエリート教授。
きのうまでニューヨークの
《王様》だった男たち――
マンハッタンに月が輝く夜――
哀しい過去を分けあった、ふたつの心がひとつになる……
ジャック・ルーカス――過激なトークが売りもののスーパーDJとして世紀末ニューヨークに君臨した時代の龍児。しかし放送中に発した不用意な言動がもとで忌まわしい事件を誘発し奈落の底へ転落する――。
パリー――またの名をヘンリー・ソーヤ。元中世史の教授だったという彼は3年前のある悲劇的事件に見舞われてから人が変わり過去を捨てホームレスとなった――。
共に精神に深い痛手を負った男たちがニューヨークの底辺で出会い奇妙な友情で結ばれた。『一緒に《幻の聖杯》の探索を…』パリーのユニークな誘いに最初はとまどいながらも次第に彼の不思議な幻想世界へ引き込まれていくジャック――。
マスメディアの恐怖、あふれるホームレスという社会的テーマにユニークな中世志向を加え独自の幻想的映像を展開したのは【未来世紀ブラジル】【バロン】で観客を幻惑した鬼才テリー・ギリアム。新人リチャード・ラグラベネスの脚本をベースにいつものSFXを駆使したスペクタクル調を抑え心理描写を重視した《正統派》の演出ぶりを見せていることがファンならずとも大注目だ。そして注目のキャストは過去を持つホームレスのリーダーパリーに扮し過去最高の演技と絶賛を浴びているのが【グッドモーニング・ベトナム】【レナードの朝】のロビン・ウィリアムズ。対して栄光から転落したスーパーDJジャックに扮し一皮むけた演技を魅せるのが【タッカー】【恋のゆくえ】のジェフ・ブリッジス。この2人の演技を暖かく受け止める恋人役には【メイド・イン・ヘブン】のアマンダ・プラマーと【ビッグ】のマーセデス・ルールが好演。
笑いと哀しみ。幻想とリアリズム。風刺とラブ・ストーリー。そして最期に仕掛けられた圧倒的感動。全米'91年秋の話題を独占したファンタスティック・トラジック・コメディである。
――当時のチラシの解説より抜粋
《予告編》
≪THE FISHER KING≫
監 督:テリー・ギリアム
製 作:デブラ・ヒル
リンダ・オスト
脚 本:リチャード・ラグラベネス
音 楽:ジョージ・フェントン
撮 影:ロジャー・ブラット
出 演:ロビン・ウィリアムズ
配 給:トライスター・ピクチャーズ
日本公開日:1992年4月11日
上映 時間:137分
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