No.891　【ラスト・オブ・モヒカン】（1993年日本公開作品）

【週末息子と見る映画】のKONMA０８がお送りする自己満足ブログ

【０８映画缶】

間もなく開演です！！

No.891

【ラスト・オブ・モヒカン】（1992年作品）

今回はチラシとパンフレットと前売り券です。

《前売り券》

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《解説》

命は愛のためにある。

1757年　アメリカ建国前夜。

闘いの嵐が運命の二人を引き寄せた―――

いま、鮮烈な愛の姿に全世界が心を奪われている。本作【ラスト・オブ・モヒカン】は'92年9月に全米で公開され大ヒットを記録した。アカデミー賞最有力候補としてマスコミも大絶賛。その熱狂的な支持は【風と共に去りぬ】を超えたと言われている。

1757年建国前夜の大陸アメリカ。植民地を巡る英仏の戦いが激化する中、誇り高いインデイァン《モヒカン族》に育てられた白人青年ホークアイとイギリス軍大佐令嬢コーラは許されぬ激しい恋におちる…。コーラは父を恨む者に命を狙われホークアイも反逆者として英軍に囚われの身になってしまう。大自然のもとで燃あがる、まさに命がけの恋。だが過酷な宿命はその手を緩めず愛し合うものたちを翻弄していく――。

原作は1825年に発表されアメリカ創生の神話とまでいわれるジェイムズ・フェニモア・クーパーのベストセラー小説【モヒカン族の最後】。過去に何度も映画化されているが本作は1936年版を基に大胆な脚色を加え鮮烈な愛の叙事詩となった。

出演は主人公ホークアイに【マイ・レフトフット】でアカデミー主演男優賞に輝く実力派ダニエル・デイ・ルイス。彼と激しい恋に落ちるヒロインコーラに【リベンジ】【不法侵入】のマデリン・ストウ。製作は【ロビンフッド】【フリージャック】のモーガン・クリーク・プロ。監督・脚本はTV【マイアミ・バイス】の映像派の鬼才マイケル・マン。

ホークアイとコーラ、そして彼らの弟と妹も愛の炎の中にためらわず飛び込んでいく…。その背後には侵略者たちの大地を汚すだけの戦いと滅びゆく民族の哀しみがあった。だが歴史の真実を描きながらもこの映画が訴えるのは愛の原点にほかならない。男女の愛、親子の愛、そして民族の血の底に流れる愛。揺るぎない愛の姿が混迷する現代の私たちに強いメッセージを投げかけてくる――。

壮大なる愛の神話がいま映画史に新な一頁を書き加えたのである。

　　　――当時のパンフレットの解説より抜粋