No.821　【ジョニー・ハンサム】（1989年日本公開作品）

【週末息子と見る映画】のKONMA０８がお送りする自己満足ブログ

【０８映画缶】

間もなく開演です！！　

No.821

【ジョニー・ハンサム】（1989年作品）

今回はチラシとパンフレットと前売り券です。

《前売り券》

《解説》　

あまりの醜さゆえに、人は呼んだ……

ジョニー・ハンサム――

顔から過去をそぎとった男。

鏡に写る人の姿は決して人の真の姿やこころを写してはいない。それはむしろ虚像である。ありのままでいるという人間本来の姿を社会という現実のなか、厚い仮面の下に隠しながら生きる現代人たち――。ミラードとはそうした人々が無意識のうちに身につけてしまった社会の中で生き延びるための《仮面》である。そして彼らには《人の真の姿》は決してわからない。こうした現代の風潮、とりわけ見た目の美醜に対する現代人たちの感性にクサビを打ち全米を未体験の衝撃で包み込んだ《ミラード・センセーション》――ファッショナブルに、そしてショッキングに彩られた最新作【ジョニー・ハンサム】の登場である。

ジョニー・ハンサム――

そんな名とは反対の世にも醜い男。悪の道に入ることしか許されなかった彼が罠にはまり親友殺しの罪をかぶって逮捕された。復讐を誓うジョニーだったが所内で真犯人の送った刺客によって瀕死の重傷を負わされる…。そんな彼に注目した一人の男がいた。犯罪のすべては外的要因によるものであり、その醜い顔を整形することによって更生できるというのである。この超実験的な手術を受け入れ美を手に入れたジョニーだったが奇跡のメスは彼の心の奥深くまで届くはずもなかった――。

監督は【48時間】【レッドブル】のウォルター・ヒル。彼が長年温め続けてきたこの企画は常に新しい題材を追求してきた結果として新境地を切り拓いた作品となった。主演は【エンゼル・ハート】【ホームボーイ】など個性派のミッキー・ローク。その他【ラグタイム】のエリザベス・マクガバン、【ダウン・バイ・ロー】のエレン・バーキン、【バード】のフォレスト・ウィテカーら実力派が顔を揃え脇を固める。また音楽には【ストリート・オブ・ファイヤー】【クロスロード】などウォルター・ヒル作品に多く携わってきたライ・クーダーを迎えドラマを一層盛り上げている。