【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ
【08映画缶】
間もなく開演です!!
No.486
【ドキュメント太陽の牙ダグラム】(1983年作品)
今回はパンフレットとチラシです。
《解説》
真実は見えるか・・・
《政治》というハードなテーマに真っ向から挑んだ異色ポリティカルメカアニメ――それがこの【太陽の牙ダグラム】です。【ガンダム】の延長線上に位置する近未来設定のこの物語は地球の植民星デロイアを舞台に政治の権謀術数、革命の理想、戦闘の複雑さと、これまでにない視点で描かれてます。テレビ東京系にて昭和56年10月から全75話一年半に渡って放映された大河アニメの秘密はロボットメカのカッコよさだけでなく、こうした骨太なテーマ性がファンに強くアピールしたからに他なりません。今回テレビ版【太陽の牙ダグラム】の劇場上映の企画が持ち上がった時【太陽の牙ダグラム】という物語をブラウン管の中で実際に起こった事件と思い込んでできたのが【ドキュメント太陽の牙ダグラム】なのです。
監督は【サイボーグ009】でお馴染みのヒゲの高橋良輔。原作・脚本は【ガンダム】の星山博之。ダグラム以下のコンバットアーマーのデザインは当代随一のメカデザイナー大河原邦男。【ガンダム】とはまったく違ったポリシーによってデザインされたこれらのメカ群はアニメファンのみならずモデルファンの熱烈な支持を集めました。その他チーフ作画監督にこれまでのサンライズ作品で作監を努めてきた塩山紀生。美術監督は【ガンダム】【イデオン】などを担当した中村光毅などベテランメンバーによって構成されてます。複雑化した社会において『真実は見えるか?』という重厚なテーマを追求したこの作品はTVアニメーションに何十年にも渡って取り込んで来たこれらのメンバーだからこそ生み出せたものといえましょう。
――当時のチラシの解説より抜粋
《予告編》
≪DOCUMENT DOUGRAM≫
監 督:高橋良輔
製 作:伊藤昌典
脚 本:星山博之…他
音 楽:冬木透
制作 会社:日本サンライズ
声 :井上和彦
配 給:松竹株式会社
日本公開日:1983年7月9日
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