【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ
【08映画缶】
間もなく開演です!!
No.468
【地獄の黙示録】(1979年作品)
今回はチラシとパンフレットです。
※チラシは【特別完全版】(2001年公開)より
《解説》
この世ならぬ2時間半の旅は、
あなたの脳裏に永遠に残る!
ベトナム戦争時――キャリアを投げうって特殊任務に就いたカーツ大佐は戦線を離脱しカンボジアに自らの王国を築いていた。ウィラードはアメリカ軍から『彼を暗殺せよ』という特命を受け行く先々でまるでゲームをするかのように現実を極端にデフォルメしたようなキャラクターの人物と出会い《狂気》というイベントを体験する。サーフィンをするために邪魔なベトナム人をナパーム弾で一掃するキルゴア中佐。ワグナーの名曲《ワルキューレの騎行》をBGMに陽気な殺戮が開始される。画面から流れ出るナパームの匂い…プレイメイトの慰問に性欲を爆発させる兵士たち。指揮官不在のまま戦う兵士たちの目は空ろに見開かれ、そこに人間の意志や目的はもはや見い出せない。繰り返し発射される砲弾の光はディズニーランドのパレードのように美しくすらある。ドラッグにまみれた戦場という事実を、この映画は白日の下にさらけ出した――
ハリウッドの巨匠フランシス・フォード・コッポラが【ゴッドファーザー】2作品で得た私財を投げ打って次から次へと襲い掛かる幾多のトラブルに見舞われながら人生を賭けた映画。製作者の手を離れ賛否両論を巻き起こし一人歩きを始めた映画。観るもの全てを船に乗せ旅へと導く強烈な引力をもった映画――この映画は決して終わらない。エンディングがオープニングにループしていく。戦争も決して無くならない。人間の繰り返す過ちを痛いほどクールに私たちに突きつけてくる。これは《地獄》を体感する映画だ。それが【地獄の黙示録】だ。今こそ全ての人たちに観てもらいたい!
――当時のチラシの解説より抜粋
《予告編》
≪APOCALYPSE NOW≫
監 督:フランシス・フォード・コッポラ
製 作:フランシス・フォード・コッポラ
脚 本:ジョン・ミリアス
音 楽:カーミン・コッポラ
撮 影:ビットリオ・ストラロ
出 演:マーロン・ブランド
マーチン・シーン
配 給:日本ヘラルド映画
日本公開日:1980年3月15日
上映 時間:153分
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