No.806　【ギルバート・グレイプ】（1994年日本公開作品）

【週末息子と見る映画】のKONMA０８がお送りする自己満足ブログ

【０８映画缶】

間もなく開演です！！　

No.806　　

【ギルバート・グレイプ】（1993年作品）

今回はチラシとパンフレットです。

《解説》

あなたに会えてよかった。

家族の絆と愛情、優しさと慈しみ、青春のいたみ、恋の芽生え、未来への希望…【ギルバート・グレイプ】は世界的な大ヒット作【マイライフ・アズ・ア・ドック】の名称ラッセ・ハルストレム監督が贈るハートフルなドラマである。アメリカではニューヨーク、ロサンゼルスでクリスマス時期に公開され、たちまち絶賛の声がわきおこり『今年度の最も心をうつ映画』という評判をますます確かなものとしている。

舞台はアイオワ州エンドーラ。ギルバートはこの田舎町に生まれてから24年間出たことがなかった。ひとつ屋根の下で暮らす傷つきやすいグレイプ家の人々――ハンディを負った弟アーニー、夫を亡くして以来、過食症になってしまった母親…彼らを守るために夢をあきらめ青春の輝きを忘れかけていたギルバートは、ある日、町にやってきた不思議な風のような少女ベッキーとの出会いを通して新しい人生を見つめ直すことになる。二人の間に芽生える淡くスウィートなロマンスは彼にひとときの安らぎを与えてくれるのだが――。

主人公のギルバート・グレイプを演じるのは【シザーハンズ】【アリゾナ・ドリーム】のジョニー・デップ。優しさとメランコリーの交じり合った個性的な世界を築いてきた彼は、これまで以上にナイーブで深みのある演技に挑戦している。弟のアニーには【ボーイズ・ライフ】のレオナルド・ディカプリオ。今最も期待される彼がハンディのある少年という難役を演じるにあたって熱心な研究を続け見事な演技によって本年度アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。ギルバートの心に新風を吹き込むベッキー役には【ケープ・フィアー】のジュリエット・ルイスが扮し愛らしい自由の天使を演じている。ラッセ・ハルストレム監督は本作でアイオワの町の日々の暮らし、その愛すべき人生とささやかな幸せを暖かく見守りユーモアを交えて描いてゆく。