No.1056　【愛と栄光への日々】（1987年日本公開作品）

【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ

【０８映画缶】

間もなく開演です！！　

No.1056　

【愛と栄光へに日々】（1987年作品）

今回はチラシです。　　　

《解説》

ロックンロール、そいつが俺の生き方。

青春の全てを燃やして栄光へ疾走する男がいた――

ブルース・スプリングティーンのテーマ曲にのってマイケル・J・フォックスの魅力全開！強力ビートの青春サクセス・ドラマがいよいよ日本でも公開される。

灰色にけむるオハイオ州クリープランドの工場地帯。ジョー・ラズニックはこの土地の工場に勤める22歳の若者。仕事を終えると仲間とバンドを組んでライブハウス巡りを続けている。バンドの名は《バーバスターズ》。ジョーはリード・ギターを担当して作曲も手掛ける。リード・シンガーは３歳違いの姉パティだ。いつかビッグになることを夢見る２人――。そんな彼らが挫折や苦悩を乗り越えて愛と栄光をつかむまでを描いた青春サクセスストーリーの決定版。

主人公のジョー・ラズニックを演じるのはもちろんマイケル・J・フォックス。この映画のために撮影２ヶ月前より２つのバーで《バースターズ》のメンバーの１人としてステージに立つなどして十分な練習をつんだ。さらに映画の中で自作自演の曲を披露する。そして姉パディを演じるのはガールズバンド《ザ・ランナウェィズ》で知られている全米No.1ロック・クィーンのジョーン・ジェット。映画初出演ながら熱演を見せる。母ジャネットに【グロリア】のジーナ・ローランズが演じている他【病院狂時代】のマイケル・マッキーンや【エクソシスト】のジェイソン・ミラーらが脇を固めている。監督・脚本はパワフルな映像で【アメリカン・ジゴロ】や【キャット・ピープル】を監督し、さらには【タクシー・ドライバー】【モスキート・コースト】などの脚本を手掛けた鬼才ポール・シュレーダー。

この映画の原案は６年前にポール・シュレーダー監督自らの脚本によって【ボーン・イン・ザ・USA】のタイトルで半ば完成しており音楽をB・スプリングティーンに依頼しようと脚本をブルースに送った。これを読んだブルースはストーリー、テーマに感動しサントラの製作を快く引き受けたが様々な問題が発生し映画製作はキャンセルに…しかしブルースは映画とは離れて完成させたいという強い意欲を持ち完成させたのが《BORN IN THE U.S.A》という大ヒットアルバムである。このアルバムには『ポール・シュレーダーに感謝をこめて』とクレジットされている。その後シュレーダーの強い熱意でこの映画が完成し、今度はブルースがお返しにテーマ曲《ライト・オブ・デイ》を作ったのである。ブルースとシュレーダーの友情は強い絆で結ばれていたのである。