No.980　【ルーキー】（1991年日本公開作品）

【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ

【０８映画缶】

間もなく開演です！！　

No.980

【ルーキー】（1990年作品）

今回はチラシです。

《解説》

とんでもない奴とパートナーになってしまった…。

【ダーティハリー】シリーズの超ベテランクリント・イーストウッドと【プラトーン】【ネイビー・シールズ】でアクション映画に心境いちじるしい好漢チャーリー・シーンが初コンビを組んだ。映画ファン待望の初共演するからには意地でも何かとてつもないことをしでかすに違いない…。うれしい事に、そういったファンの期待を彼らは完璧に満たしてくれている。超ダイナミックなポリス・アクション映画を完成させたのだ。

イーストウッドはロス警察の自動車盗難課のベテラン刑事ニック。今日も巡回中に高級車専門の強盗団の現場を押さえた。チャーリー扮するデーヴィッドは大富豪の息子。父親に反発して警察官になったがブレザー・スーツなど着てまだまだ坊っちゃん気分は抜けない。そんなデーヴィッドが捜査のためなら暴力も厭わないニックのパートナーに抜擢指名されデーヴィッドの悪夢のような日々が始まるーー。

本作で監督15作目となるイーストウッド監督は自らの代表作【ダーティハリー】シリーズに挑戦状を叩きつけるが如くアクション映画の集大成ともいえる、この作品を完成させた。ベテラン刑事ニックが《ルーキー》刑事デーヴィッドに捜査の非情さを教えてゆく姿は、どうしてもベテランイーストウッドが若いチャーリーにアクション映画の手ほどきをする姿とダブってしまう。現在のハリウッドで若手俳優がアクション映画の真髄を学ぶのにイーストウッド以上の師はいないのである。二人の呼吸がピッタリ合い子君いいアクションとユーモアで魅せるビッグ・コンビに拍手で乾杯。そんな気分にさせるのがこの映画。