No.914　【チャンプ】（1979年日本公開作品）

【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ

【０８映画缶】

間もなく開演です！！　

No.914

【チャンプ】（1979年作品）

今回はチラシとパンフレットです。

《解説》

生涯あなたがそっと心の片隅に

　　　　　しまっておきたくなる映画――

かつてのボクシング世界チャンピョンビリー・フリンは妻と別れてからツキにも見放されタイトルを失い今は競馬場の厩務員として一人息子とどうにか生活していた。しかしいつの日か栄栄光の座に戻る日を夢見てトレーニングを続けている。息子のT・Jはそんな父親を尊敬しパパと呼ばすに『チャンプ』と愛称で呼んでいた。そして父親が再びチャンピョンに返り咲く日が来るのを信じて疑わなかった――

父と子と、そして今は世界的なファッション・デザイナーとして成功している別れた妻の３人が７年ぶりに再会したその日以来織り成す愛の物語を強烈なヒューマニズムで描いて新たな愛の涙を誘う傑作が誕生しました。

監督は【ロミオとジュリエット】でシェイクスピア劇の古い殻を演劇・映画で打ち破り新風を巻き起こし続く【ブラザーサン・シスタームーン】で名匠としての地位を確立したフランコ・ゼフィレッリ。生まれ育ったイタリアからハリウッドへ渡っての第一作で、かつて1931年に製作された同名の再映画化です。そして約半世紀後の今日、【帰郷】でアカデミー賞主演男優賞に輝く演技派ジョン・ボイトがビリー・フリンを演じ【ネットワーク】でアカデミー賞主演女優賞を獲得しているフェイ・ダナウェイがその妻を演じている。そしてT・Jには2000人余りという気の遠くなるような候補者の中から選ばれたそばかすだらけの顔の中に浮かぶエクボがとっても可愛い今年８歳のリッキー・シュローダー少年。またオールドファンには懐かしい【シンシナティ・キッド】のジョーン・ブロンデルや【シェーン】のエリッシャ・クックら超ベテランがガッチリ脇を固めて作品を格調高いものにしています。