【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ
【08映画缶】
間もなく開演です!!
No.677
【ショコラ】(2000年作品)
今回はパンフレットとチラシです。
《解説》
おいしい幸せ、召し上がれ
【サイダー・ハウス・ルール】でアカデミー作品賞他7部門ノミネート、2部門受賞で現代の名匠となったラッセ・ハルストレム監督の待望の最新作はジョアン・ハリスのベストセラー小説【ショコラ】の映画化。おいしそうなチョコレート、コミカルなストーリー展開、幸せで勇気が湧く感動で観客たちを陶酔に誘い批評家も絶賛を送った。
冬のある日――伝説が深く根付く村に謎めいた女性ヴィアンヌが娘を連れて越してきた。母娘は村の人々が見たこともない美味しそうなチョコレートであふれた店を開く。それぞれの客の好みにピタリとあわせて勧められるチョコレートは人々をすっかり虜にしカトリックの断食期間でも教養に反しチョコレートを食べていた。村の指導者レノ伯爵はその事実に愕然となりチョコレート・ショップへの出入りを禁じヴィアンヌを村から追放しようと画策する。そんな時ジプシーの青年ルーの船が村に停泊した。彼はヴィアンヌに好意を抱き協力していく。そして村が少しずつ変わって行くのだが…。
ヴィアンヌを演じるのは【イングリッシュ・ペイント】でアカデミー助演女優賞を獲得したジュリエット・ビノシュ。ジプシーの青年ルーには【ギルバート・グレイプ】のジョニー・デップ。そして【恋におちたシェイクスピア】でアカデミー助演女優賞を受賞し本作で3年連続アカデミー賞候補となる名優ジュディ・デンチ。
全篇にわたって登場する美味しそうなチョコレートの数々が登場人物のキャラクターに併せて活躍する。老人は若き日の恋を思い出し倦怠期の夫婦は愛の炎が燃え上がり、いがみ合う隣人たちにさえ友情が芽生える。様々な悩みを解決し日々の生活を幸せに導くチョコレート。クライマックスにはチョコレート・ソースがかけられたグリルド・チキンも登場。それを食べる人々の陶酔の表情。今までこんなに美味しそうに深く映画と関わりスターの座を奪ってしまった食べ物があったであろうか?美味しそうなチョコレートに眼を奪われ映画を楽しんでいるうちに、いつの間にか暖かく幸せな気持ちに包まれて見終える陶酔の映画体験が【ショコラ】である。
――当時のチラシの解説より抜粋
《予告編》
≪CHOCOLAT≫
監 督:ラッセ・ハルストレム
製 作:デイヴィッド・ブラウン…他
製作総指揮:ボブ・ワインスタイン
脚 本:ロバート・ネルスン・ジェイコブス
音 楽:レイチェル・ポートマン
撮 影:ロジャー・プラット
出 演:ジュリエット・ビノシュ
配 給:アスミック・エース
日本公開日:2001年5月28日
上映 時間:121分
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