No.1517　【ファントム・オブ・パラダイス】（1975年日本公開作品）

【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ

【０８映画缶】

間もなく開演です！！　

No.1517

【ファントム・オブ・パラダイス】（1974年作品）

今回はチラシです。　

《解説》

魂を返せ！恋人を返せ！

ロック・ミュージカルに新革命をもたらしたと言われヤングの間に熱狂的なブームを呼んでいる二つのミュージカルの噂をご存知だろう。一つはロンドンの舞台からアメリカに渡ってセンセーションを起こした【ロッキー・ホラー・ショー】であり、もう一つは映画のためのオリジナルとして作られたこの【ファントム・オブ・パラダイス】だ。

天才的ロックの作詞作曲家ウィンスローは大レコード会社の社長スワンに新作のロック・オペラを盗まれてしまう。スワンはロックのために魂を悪魔に売ったファウストのような男でウィンスローの曲を自作としてパラダイス劇場で上演しようと企む。スワンは自分が資金を出している刑務所と組んでウィンスローを罠にはめ投獄する。だがウィンスローは脱獄しスワンのレコード工場に忍び込み機械を破壊しようとするが機械に巻き込まれ醜い形相のファントム（怪人）となってしまう――

スワンを演じるポール・ウィリアムスはこの作品の作詞作曲も兼ねておりアカデミー賞主題歌賞にノミネートされておりシンガー・ソングライターとしてはすでに100枚を超えるレコードを吹き込み天才的な仕事で注目されている若手である。監督のブライアン・デ・パルマも【悪魔のシスター】を監督した今後が期待される若き天才である。

アメリカのマスコミが絶賛の嵐！衝撃的な恐怖と戦慄！ロック・アーティストの心の叫びが深い感動を呼ぶ。30代の天才たちが結集したこれぞ新世代のヤング・シネマ。まさに新感覚ロック・ミュージカルの傑作がいよいよ開幕だ！

　悲痛なウィンスロウの叫びは

強烈なロックに散りくだかれた―――　

　　　――当時のチラシの解説より抜粋