【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ
【08映画缶】
間もなく開演です!!
No.1083
【ナッツ】(1987年作品)
今回はチラシとパンフレットです。
《解説》
社会や人生にとって何が大切なもので何がそうでないものか――。この価値観の違う人に世間は《狂人》という烙印を押す。ところが、その価値観は差の大小はあれ人様々である。だが大部分の人は意識するしないにかかわらず《常識》という社会の基準に自分を合わせて人生を送っているのである。
クローディアには精神異常の烙印が押されようとしていた。法廷でも彼女は両親のつけてくれた一流弁護士を、いきいなり殴り倒した。クローディアは良家の娘として育ったが成人すると家を捨て高級コールガールとなったが両親やまわりの人が思うように《身を落とした生き方》とは思っていなかった。が、或る夜――彼女は客の一人を殺してしまう…。クローディアの考え方や行動を理解できない両親や弁護士は殺人犯として刑務所に入れるより精神異常者として刑務所に入れる方が彼女のためと信じていた。だが彼女はいらだち叫んだ――
『私は異常者(ナッツ)じゃない!』
アランは夜の女やコソ泥の弁護を数でこなして生活しているさえない弁護士。判事は尻込みするアランを無理に説得してクローディアの官選弁護士に任命した。検事も判事もこんな事件は早く片付けたかったがアランは彼らが考えているほど骨抜き弁護士ではなかった。クローディアはやがてアランにだけは徐々に心を開くようになり予備裁判は関係者の予想に反して凄まじい展開で二転三転。そして誰も知らなかったクローディアや両親や精神科医の恐怖の秘密が明るみに引き出されていった――。
主役のクローディアを演じるのは【愛のイエントル】で初監督し製作・脚本・主演も兼ねたバーブラ・ストライサンドの5年ぶりの作品であり今回も主演とともに製作と音楽を担当している。相手役の官選弁護士アランには【ジョーズ】や【未知との遭遇】のリチャード・ドレイファス。監督は【サウンダー】【ノーマ・レイ】など野心的な作品を手掛けているマーティン・リット。
この映画は常識をはずれた彼女の考え方と行動を通して《狂人》とは何か?《社会正義》とは何か?そして《愛》とは何か――?について追求した感動の作品である。
私に烙印を押さないで!
――当時のチラシの解説より抜粋
《予告編》
≪NUTS≫
監 督:マーティン・リット
制 作:バーブラ・ストライサンド
原 作:トム・トーパー
脚 本:トム・トーパー
アルビン・サージェント
音 楽:バーブラ・ストライサンド
撮 影:アンドレイ・バートコウィアック
編 集:シドニー・レヴィン
出 演:バーブラ・ストライサンド
配 給:松竹富士
日本公開日:1988年5月21日
上映 時間:116分
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