【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ
【08映画缶】
間もなく開演です!!
No.186
【マルサの女】(1987年作品)
今回はチラシとパンフレットです。
《解説》
脱税摘発の超プロフェッショナル、日本のタックス・ポリス、国税局査警部――人呼んで彼らをマルサという。
途方もない映画が誕生した。全く新しい形式の犯罪映画【マルサの女】である。マルサ――日本のタックス・ポリス、国税局査警部のことだ。脱税者たちが死神よりも恐れる脱税摘発の超プロフェッショナル集団。マルサとは彼らを指す造語なのだ。
映画は一人の女性捜査官板倉亮子の行動を追って展開する。亮子の活躍にともなってマルサたちの捜査活動――内偵、尾行、張り込み、反面調査、ガサ入れなど脱税摘発のテクニックが克明に描かれ、それに従って現代日本の欲望の断面図が脱税の手口とともになまなましく浮かび上がってくるという手法だ。
第1作【お葬式】によってキネマ旬報ベストワン、日本アカデミー作品賞、タオルミナ映画祭金賞、ロンドン映画優秀賞をはじめ30に余る賞を独占した伊丹十三監督の【タンポポ】に続く第3作品目である。
キャストも伊丹十三の例によって豪華だ。主人公板倉亮子には宮本信子ほか脱税を摘発する側として津川雅彦、大滝秀治など。一方巨億の脱税者を山崎努が演じている。
【マルサの女】は2月、納税のためごったがえす日本の東宝系で大公開!
――当時のチラシの解説より抜粋
《予告編》
≪マルサの女≫
監 督:伊丹十三
製 作:玉置泰
細越省吾
脚 本:伊丹十三
音 楽:本多俊之
撮 影:前田米造
編 集:鈴木晄
出 演:宮本信子
配 給:東宝
日本公開日:1987年2月7日
上映 時間:127分