【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ
【08映画缶】
間もなく開演です!!
No.1335
【アダマン号に乗って】(2023年作品)
今回はチラシです。
《解説》
日仏共同製作の《優しい》ドキュメンタリー
今年2月――第73回ベルリン国際映画祭で【トワイライト】シリーズのクリスティン・スチュワートら審査員たちが華々しい作品群のなか金熊賞《最高賞》を贈ったのは、ある1本のドキュメンタリーだった。
『人間的なものを映画的に深いレベルで表現している』
と賞賛された本作を手がけたのは世界的大ヒット作【ぼくの好きな先生】で知られる現代ドキュメンタリーの名匠ニコラ・フィリベール監督。多様性が叫ばれるずっと以前から社会的マイノリティーとされる存在や価値が共存することを淡々と優しい眼差しで捉え続けてきた。本作にはニコラ監督と20年来の交流を持つ日本の配給会社ロングライドが【人生ただいま修行中】に続き共同製作として参加。金熊賞受賞の大きな反響を受けて25ヶ国以上での公開が決定。日本でも時期を繰り上げて緊急公開さっることになった。
パリの中心地…セーヌ川のきらめく水面に照らされた木造建築の船に今朝もひとり、またひとりと橋を渡ってやってくる。ここ《アダマン》はユニークなデイケアセンター。精神疾患のある人々を無料で迎え入れ創造的な活動を通じて社会と再びつながりを持てるようサポートしている。この船では誰もが表情豊か。即興のコンサートでフレンチロックを熱唱!ワークショップでは色とりどりの絵を描き、カフェでレジ打ちをしてお気に入りのカップにコーヒーを淹れる――
精神科医療の世界に押し寄せる《均一化》《非人間化》の波に抵抗して共感的なメンタルケアを貫くこの場所をニコラ監督は『奇跡』だという。《アダマン》の日々をそっと見つめる眼差しは人々の語らう言葉や表情の奥に隠されたその人そのものに触れていく。そして深刻な心の問題やトラウマを抱えた人々にも素晴らしい創造性があり、お互いの違いを認め共に生きることの豊かさを観る者に伝えてくれる。本作は間違いなく《優しい》映画であり、この時代にもたらされた《希望》そのものである。
パリ、セーヌ川に浮かぶ
船のデイケアセンター
今日もここにはいろんな人たちがやってきます
――当時のチラシの解説より抜粋
《予告編》
≪SUR L'ADAMANT≫
監 督:ニコラ・フィリベール
制 作:ジル・サクト
ミレナ・ポワロ
セリーヌ・ロワゾー
波多野文郎
撮 影:ニコラ・フィリベール
編 集:ニコラ・フィリベール
配 給:ロングライド
日本公開日:2023年4月28日
上映 時間:109分
第73回ベルリン国際映画祭
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