【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ
【08映画缶】
間もなく開演です!!
No.1086
【マルサの女2】(1988年作品)
今回はチラシとパンフレットです。
《解説》
あの板倉亮子が
マルサカットの寝癖頭を振り立てて帰ってきた!
狙うは日本最強の地上げ集団鬼沢一家。マルサ危うし!
【お葬式】【タンポポ】【マルサの女】と、いつも途方もない映画を作り続けている伊丹十三監督が最新作を作り上げた。無類の面白さを持つ映画として今話題の中心になっている【マルサの女2】とは一体どんな映画なのか?直接監督に聞いてみよう。
ライター『一年前に封切られた【マルサの女】では監督は税金という意表をつく素材を実にスリリングな犯罪映画に仕上げられ日頃あまり映画を観ない社会人の観客を集めたことで大変意味があったわけですがパート2は当時から考えておられたのですか?』
伊丹『考えてました。【マルサの女】は大人のための娯楽作品として作りましたのでヒットしたら当然パート2もありうると思ってました。それに前回はいわばマルサの入門篇だったので、あまり巨大な脱税を扱えなかった。それが心残りでもあったわけです』
ライター『そこで今回は地上げを中心に据えられた』
伊丹『ご存知のように大規模な地上げになりますと動く金額も何百億ですし背後には大企業や銀行、それに政治家や役人もからんできて大きな構図になる…日本を語る上で土地を避けては通れない』
―――――
伊丹『パート2というのはパート1と同じ面白さだったら70%の観客しかあつめられないでしょう。お客さんは欲張りですから恐らく倍面白くなくては納得してくれない』
ライター『じゃあ予定通り倍以上面白い――』
伊丹『ええ。『しまった!面白い映画を作りすぎた。また税金をごっそり持っていかれるぞ!』――という心配です(笑)』
【マルサの女2】いよいよ公開――
――当時のチラシの解説より抜粋
《予告編》
≪A TAXING WOMAN'S RETURN≫
監 督:伊丹十三
製 作:玉置泰
細越省吾
脚 本:伊丹十三
音 楽:本多俊之
撮 影:前田米造
編 集:鈴木晄
出 演:宮本信子
配 給:東宝
日本公開日:1988年1月15日
上映 時間:127分
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