【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ
【08映画缶】
間もなく開演です!!
No.653
【山田村ワルツ】(1988年作品)
※同時上映【恋はアマンドピンク】
今回はパンフレットとチラシです。
《解説》
嫁がほしい…だっぴゃ!
竹下首相が掲げる《ふるさと創生論》に代表されるように今、地方の開発、村興し運動は全国的なムーブメントとなっている。また山村でのセカンドハウスブームのように都会人にとっても《田舎》というのは必須のアイテムだといえる。しかし田舎の現状は都会人が考えてるほど甘くはない。若者の都会志向は以前として続いてるし、その結果としての後継者不足、嫁不足は深刻な問題である…。
この映画はそんな日本のチグハグ現象を実にタイムリーに、そして的確にとらえている。嫁取り問題を中心に都会人と田舎人の思惑ちがいがコミカルに、そして痛烈な批判を込めて描き出され、それをお腹を抱えながら一望できるのだ。
出演はTVドラマ【昨日、悲別で】でいきなり主演デビューを果たし今回が映画初出演となる天宮良【アイドルを探せ】などの映画にも出演している《一世風靡セピア》の米山善吉【湘南爆走族】の我王銀次【堀の仲残りない面々】にも出演している《夢の遊民社》の舞台俳優上杉祥三、西川きよしの息子西川弘志。そしてヒロインとして【19―ナインティーン―】やTVドラマにも多数出演している大型新人の小沢なつきを配する。山田村語なる珍妙な方言を駆使した脚本は【私をスキーに連れてって】の一色伸幸が担当。監督は日活ロマンポルノで腕を磨き【恐怖のヤッちゃん】でメジャー映画監督デビューした金子修介と、まさにゴールデンコンビの誕生である。
前代未聞の嫁取り作戦《おたふく祭》!
涙と笑いが交錯する空前のビレッジ喜劇――だっぴゃ!
――当時のチラシの解説より抜粋
《予告編》
≪YAMADA VIL.≫
監 督:金子修介
製 作:進藤淳一
天野真弓
製作総指揮:南部靖之
脚 本:一色伸幸
音 楽:大谷幸
撮 影:高間賢治
出 演:天宮良
配 給:松竹株式会社
日本公開日:1988年2月11日
上映 時間:94分