No.498　【クイック＆デッド】（1995年日本公開作品）

【週末息子と見る映画】のKONMA０８がお送りする自己満足ブログ

【０８映画缶】

間もなく開演です！！

No.498

【クイック＆デッド】（1995年作品）

今回はパンフレットとチラシです。

《解説》

美しいものが勝つ

【氷の微笑】【スペシャリスト】と立て続けに大ヒット作をものにし90年代を代表する《世界で最もセクシーな美女》としてトップ女優の地位に上り詰めたシャロン・ストーン――この現代の女神（ミューズ）が100年の時を越えて荒れすさぶ西部の町を舞台に飛び切りセクシーでタフでカッコいいヒロインとして登場するスーパー・エンターテイメント・アクション・ムービー【クイック＆デッド】の登場だ！

【ダンス・ウィズ・ウルブズ】【許されざる者】の成功で新たな時代を迎えた感のあるウェスタンだが本作は伝統的なウェスタンに敬意を表しつつも全く新しい発想でこれまで誰も眼にしたことがないエンターテイメントを創造することに成功している。何といっても女性を主人公にしている点。これまで開拓期のワイルドな時代を描いた映画では常に男が主人公でヒロインは飾り者的な扱いに甘んずることがほとんどだったのだが本作でシャロン・ストーン演じるエレンはまさに現代にも通用するタフでセクシーな存在。

エレンを初め個性的なキャラクターたちに息吹を与えると共に斬新で劇画的ともいえる映像で魅せてくれたのはオフ・ビート的な作風で若い世代に圧倒的に支持されているサム・ライミ監督だ。【死霊のはらわた】【ダークマン】などで見せた彼の歯切れのよい演出は時にギョッとさせるようなシュールな映像もあいまってまさに《新感覚》という形容がピッタリくる。

サム・ライミ監督のもと個性的なキャラクターを演じるのはシャロン・ストーンをはじめ【許されざる者】でオスカーを受賞した名優ジーン・ハックマン。【ギルバート・ブレイク】の熱演で次世代のハリウッドを背負って立つレオナルド・ディカプリオの他オーストラリアの人気俳優ラッセル・クロウに【エイリアン３】のランス・ヘンリクセン【フォレスト・ガンプ】のゲイリー・シニーズなどが作品に厚みを加えている。