【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ
【08映画缶】
間もなく開演です!!
No.376
【インサイド・マン】(2006年作品)
今回はチラシとパンフレットです。
《解説》
その時、
犯人は人質全員を共犯者にした。
かつてこれほど幾重にも巧妙に張り巡らされた犯罪プランがあっただろうか?まるでジグソーパズルのように緻密に組み立てられた銀行強盗計画――切り札は《完璧な絵》を完成させるために使われる最後の1ピース。やがて【交渉人】を凌駕するほどスリリングな駆け引きが【ダイ・ハード】より極限の密室を舞台に繰り広げられる。立てこもる側と包囲する側の神経を磨り減らすような攻防戦。主導権はどちらか?
しかし"The Insaide Man"=中にいる者の真の目的が明らかになった時…サスペンスが新たな領域に踏み入れる。それが未体験のハイテンション・ドラマ【インサイド・マン】である。
作品のテンションを最大限に高めているのはストーリーだけではない。現代の映画界を牽引する最高の演技派男優・女優の初共演。【グローリー】と【トレーニング・デイ】そして【告発の行方】と【羊たちの沈黙】で、それぞれ2度ずつオスカーを受賞しているデンゼル・ワシントンとジョディ・フォスター。さらに【クローサー】でアカデミー賞にノミネートされたクライブ・オーウェンも含めた3人の名優が圧倒的な演技を見せている。『火花を散らす』という常套句をあえて使いたくなるほどリアルな緊迫感。それは《正義と悪》といった単純な図式ではないキャラクター造形にもつながりサスペンスを煽るだけでは終わらない人間ドラマを見事に構築している。
監督は人種問題を始めとする【ジャングル・フィーバー】や【マルコムX】などの社会派ドラマで一時代を築き、最近では【25時】が記憶に新しいスパイク・リー。本作品が単なるクライム・サスペンスというジャンルに収まらないのも彼独特のフィルターを通して描かれているからに他ならない。
あなたはこのクライム・サスペンスを解くことができるか――!?
――当時のチラシの解説より抜粋
《予告編》
≪INSIDE MAN≫
監 督:スパイク・リー
製 作:ブライアン・グレイザー
製作総指揮:ジョン・キリク…他
脚 本:ラッセル・ゲワーツ
音 楽:テレンス・ブランチャード
撮 影:マシュー・リバテーク
出 演:デンゼル・ワシントン
クライブ・オーウェン
配 給:ユニバーサル映画
日本公開日:2006年6月10日
上映 時間:128分
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